重賞レースに臨む
重賞レースが行われる時間帯というのも、馬券の成果に微妙な影響を与えるのではないかという気がします。
というのも、特に「今日は競馬場で1日遊ぼう」と考える人は、そう考えた時点で相当の気合乗りであり、しかも、重賞までに1レースも参加しないということはないでしょうから、各レースに注ぐ労力というのは計り知れないものがあるはずだからです。
そして、かなり疲労をまとって重賞レースに参加することになるわけです。
重賞レースは、多くのレースが11Rに組まれています。
ダービーや有馬記念、ジャパンカップなど、前売り入場券がなければ入場できないようなビッグレースでは、9Rや10Rということもあります。
いずれにしても、重賞レースが行われるのは午後の3時過ぎということになります。
会社で仕事をしていることを想像していただけるとわかりやすいと思いますが、朝からずっと働き詰めで迎える午後3時の休憩時間というのは、その日の疲れがどっとあふれ出す時間帯になるのです。
そうした心身の状態で、重賞レースに臨む・・・これでは精神衛生面が健全な状態とは言えないでしょう。
しかも、その日ずーっとハズレ続けて軍資金も底をついてきたとなると・・・これはちょっとした修羅場です。
と、そんな目に何度となく遭いながらも、性懲りもなくまたチャレンジ――その首尾はどうあれ――するその魂、これこそ「真の競馬ファン」です。
だからこそ、どんな状況でもGIのファンファーレは何物にも代えがたい闘志の源になるし、馬に乗るジョッキーや愛馬を送り出す陣営も、我々以上に闘志を燃やしているはずです。
馬の気合、騎手の想い、スタンドの歓声、陣営の祈り・・・
そんなシチュエーションに立ち会うことができるのですから、やはり多少の疲労も「アリ!」ですね・・・
